写真展のお知らせ

『宙へ』福岡県糸島半島
四季折々、満月の夜。
私たちは宇宙と繋がっている。
2016年拠点を福岡の糸島半島に移し、石川賢治は新しい土地、新しい視点でこれまでの表現とはとは違う月光写真の創作に取り組みました。月の満ち欠け、潮の満ち引きを身近に感じながら、月夜の春夏秋冬を舞台に“地上の宇宙実感”をテーマに撮り綴った作品は写真集『月夜の晩に』として出版されました。そして「月光写真展 月光浴 月夜の晩に」がこの秋、福岡市科学館にて開催されます。
星空の下、月光を浴びいのちを輝かせ天空を仰ぐ植物や昆虫を捉えた糸島半島での最新作を中心に、北海道知床半島の流氷、初夏の青森県奥入瀬の清流、鹿児島桜島の大噴火、沖縄県竹富島の海に浮かぶ砂州、満月の下で咲きこぼれる桜など。北海道から沖縄まで、昼間とは全く違う表情の日本の月夜の原風景の数々。
ほの暗く照明を落とした会場では世界中のロケに同行した サウンドクリエーター中田悟氏が、石川の撮影する隣りで録音した満月の夜の自然音を流します。まさに目と共に耳でも「月光浴の旅」を体感して頂ける空間です。秋の福岡市科学館へ“月光浴”をしにお出掛けください。
石川賢治月光写真展 月光浴 月夜の晩に
会期
2026年9月19日(土) ~ 10月25日(日)
休館日
9月24日(木)、29日(火)、10月6日(火)、13日(火)、20日(火)
開催時間
9時30時〜18時00分(入場は17時30分まで)
会場
福岡市科学館 3階企画展示室
〒810-0044 福岡市中央区六本松4-2-1
福岡市科学館HP:
https://www.fukuokacity-kagakukan.jp/
入場料
一般(高校生以上)1,200(1,000)円、
小・中学生 500(300)円、
未就学児無料
※( )は団体(有料入場者30名以上)料金。
※次の方は、無料で入場いただけます。
身体障害者手帳・精神障害者保健福祉手帳・療育手帳の提示者本人と介護者1人(コピー可、ミライロID可)、および特定医療費(指定難病)受給者証・特定疾患医療受給者証・先天性血液凝固因子障害等医療受給者証・小児慢性特定疾病医療受給者証の提示者本人(コピー可)。
主催
福岡市科学館
協力
小学館、
富士フイルムイメージングシステムズ
機材協力
キヤノンマーケティングジャパン
【イベント】
■ギャラリートーク
9月27日(日)、10月9日(金)、10月21日(水)
各日14:00~14:45
展示会場を石川賢治と一緒に冬春夏秋と作品を巡りながら、撮影にまつわるエピソードなどをお聞きいただきます。
※ギャラリートークのご参加には、特別展の当日入場券が必要となります。
写真展『月夜の晩に』によせて
人類は宇宙時代に入ったと言われています。
民間人による国際宇宙ステーションへの宇宙旅行の実現や、
数多くの宇宙探査機が地球に映像を送り、
人々は宇宙を理解する機会がますます増えるでしょうが、
しかし宇宙をどれだけ実感しているでしょうか。
タヒチ、ヒマラヤ、ケニヤ、ハワイ島、ウユニ塩湖など、
世界を巡った30年間の満月の旅にひとくぎりをつけ、
2016年、福岡県の自然豊かな糸島半島へ移住しました。
真の暗闇のある場所に暮らしながら、
地上の宇宙実感を一枚の写真にすることをテーマとしました。
足もとの草花や昆虫を通して天空を見上げると
満天の星と一つながりになり、宇宙本来の姿に見えます。
私たちは宇宙とつながっているのです。
糸島半島で撮影した写真と日本各地の月夜の風景をまとめました。
“地上の宇宙実感”を感じていただければ幸いです。
石川賢治

「ヒメジョオンの花」福岡県糸島半島
昼間、道端でよく見かける素朴な花。繊細な花弁1本1本を月光が照らして誇らしげに咲いて見えた。

「砂州」沖縄県竹富島
海岸から100mくらい沖に、大潮の干潮時に砂州が現れる。月光の中、機材を抱え腰まで浸って歩いて向かうと、透明な海水を通して海底に歩いている自分の影が見えた。

「月夜のカブトムシ」福岡県糸島半島
近くの山のクヌギ林で。樹液に集まる昆虫の中で一番の力持ち。エネルギーを感じながら撮影した。

「コスモスと月」福岡県糸島半島
見慣れたコスモスの花弁が月光を通して透けている。満天の星の下、異空間を感じて新鮮に見える。

「テングダケ」福岡県糸島半島
山裾で出会った芽を出したキノコ。翌日には傘を開いていた。月光の中、星空に浮かぶ宇宙船のよう。

「新雪の摩周湖」北海道川上郡
前日に降り続いた雪で摩周湖への道は交通止めになっていた。満月の日の朝問い合わせるとブルドーザーで道を開通させるとのこと。間に合った。ヒトの気配が無い月光に照らされた純白の摩周湖は美しかった。
SNSで随時写真展の情報をお知らせ致します。
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